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北海道旅行ならではの流氷ツアー!楽しみ方や服装のポイントは?

2022.05.20更新

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北海道旅行ならではの楽しみ方に、流氷ツアーがあります。例年1月から3月にかけては、流氷を見るために多くの観光客が北海道を訪れます。ただし、流氷が観測できる季節は、北海道で最も寒さの厳しい季節です。安全に旅行を楽しむためにも、現地での服装にも注意を払わなければいけません。そこで、流氷の楽しみ方やツアーに参加する際の服装、覚えておきたい注意点などを解説します。

北海道の流氷の特徴とは?

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流氷とは海面を漂う氷の塊のことです。北海道に流れつく流氷は、もともとはオホーツク海よりもさらに北にある、サハリン北東部の海で生まれるとされています。海上で生まれた薄い氷が、シベリアの冷たい風によって南へ流され、北海道へたどり着くのです。オホーツク海を流されるうちに氷はどんどん厚くなり、最終的には40〜60cmまで成長します。北海道は北半球で流氷を見られる地域としては最南にあたり、大変貴重です。北海道で流氷が見られるのは1月末から3月上旬にかけてで、例年1月20日を過ぎた頃に最初の流氷が観測されます。
特に、網走や紋別、羅臼は流氷を見られる施設や観光設備が充実している地域です。稚内や枝幸、根室でも観測できます。場合によっては流氷だけではなく、オオワシやオジロワシ、アザラシなどの珍しい動物が見られるチャンスもあるでしょう。さらに、流氷の下にはアイスアルジーという植物性プランクトンやクリオネが生息しています。羅臼など流氷ダイビングができる場所では、野生のクリオネを見ることも可能です。

流氷の楽しみ方1:流氷クルーズ

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流氷の楽しみ方にはいくつかの方法があります。流氷クルーズは、流氷が漂う海をクルージングするアクティビティで、流氷船という専用の船に乗って楽しむことができます。流氷船とは船首に流氷を削るためのスクリューやドリルがついている船です。普通の船では流氷に行く手を塞がれ、海上で立ち往生してしまうでしょう。流氷を削りながら進む流氷船は、大変迫力があります。流氷クルーズができる代表的な船は、真っ赤な塗装が特徴的なガリンコ号2や、船首の重さで流氷を割るしくみが特徴的なおーろら号などです。
ガリンコ号2は紋別から乗ることができます。昼の運行に加え、朝日と流氷を一緒に楽しめるサンライズクルーズや、日の入りに合わせて出発するサンセットクルーズなども人気です。完全予約制で、当日券などは発行されていないので注意しましょう。おーろら号は綱走から乗船し、オホーツク海の流氷を割って進んで行くコースです。広々とした展望デッキに出れば、迫力ある流氷の姿を観測できるでしょう。
おーろら号はガリンコ号2と違い、完全予約制ではありません。ただし、確実に乗船するには、予約をしておいたほうが安心です。また、羅臼から出発する一般の観光船も、流氷クルーズを行っている場合があります。こちらは野生動物の解説ガイドがついたクルージングも行っており、流氷だけではなく珍しい動物にも興味があるという人にぴったりです。

流氷の楽しみ方2:流氷ウォーク

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流氷クルーズよりもさらに間近で流氷を見てみたいという人には、流氷ウォークという選択肢もあります。流氷ウォークはその名の通り、流氷の上を歩いて渡るアクティビティです。防寒性が高い特殊なドライスーツを着て流氷の上を歩いたり、海の中に入って浮かんでみたりといった楽しみ方ができます。歩く場所や時間帯によっては、オオワシやオジロワシ、クリオネに遭遇する場合もあるでしょう。流氷ウォークは複数人で参加する場合が多く、大人から子供まで楽しめるメニューです。
流氷ウォークの時間は、ツアーを行う会社や団体によってさまざまです。早くて6:00頃に出発するツアーもあれば、15:00頃から夕方にかけて歩くツアーもあります。日の出や日没の時間に合わせてツアーを選ぶのも良いでしょう。また、流氷の動きや天候によっては、沿岸近くなど限定された場所でのツアーになったり、やむなく中止になったりする場合もあります。さらに、ツアーに参加できる年齢や身長、体重などが制限されている場合もあるので、申し込みをする前に必ず参加条件を確認しましょう。

流氷の楽しみ方3:流氷乗馬

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馬に乗って流氷を見に行く流氷乗馬も、流氷を楽しむ方法の1つです。乗馬の準備から実際に流氷の上を走るまで、インストラクターが指導してくれるので、乗馬初心者からベテランまで楽しめます。雪の中や海の中にも進めるうえ、馬の体温で寒さを感じにくいのもポイントです。自然を満喫しながら、のんびりと乗馬体験ができます。個人はもちろん、グループでの参加も可能です。ただし、貸し出せる馬の頭数には限りがあるため、団体での参加を希望する場合は事前に問い合わせておきましょう。また、参加者の年齢や体重に制限が設けられている場合があります。当日はスカートやヒールのある靴の着用は避け、多少汚れても問題ない服装を心がけましょう。

流氷ツアー参加での服装のポイント

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北海道旅行で流氷ツアーに参加する場合は、できる限り厚着を心がけましょう。インナーは綿よりも保温性の高い生地や速乾性のある生地のほうが安心です。半袖や七分袖ではなく、フルレングスのインナーを用意しましょう。足元は厚手のタイツやレギンスを重ね履きします。110デニール以上が理想的です。足元の防寒対策を怠ると、太ももがしもやけになってしまう場合があります。帽子やマフラー、手袋などの防寒具も必須です。天候に応じて追加できるよう、イヤーマフやレッグウォーマーも用意しておきましょう。
手袋のかわりに、コートのポケットに手を入れていると、滑って転んだときに大けがをするおそれがあります。安全のためにも手袋は必ず持ち歩きましょう。素材はフリースやウール、ムートンなどがぴったりです。靴はスノーブーツのように防寒性が高く、滑りにくいものを履きます。滑り止めバンドを装着するのも1つの方法です。ボトムは女性も必ずパンツスタイルで固めましょう。薄手のジーンズやショートパンツは避け、できるだけ厚手の生地を選びます。アウターはロング丈のほうが寒さを感じにくいでしょう。流氷ウォークに参加する際は、服の上にドライスーツを着用します。着脱がしやすいよう、温かく動きやすいニットなどを着て行きましょう。

流氷ツアーに参加する際の注意点

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流氷ツアーに参加するにあたって、いくつかの注意点があります。まず、流氷が見られるかは、その年の天候に左右されるため、必ずしも観測できるとは限りません。流氷が流れ着いていても、ツアーの当日になってから荒天などにより予定が変更になる場合があります。ツアーを主催する団体やガイドの指示に従って、安全を第一に行動しましょう。
また、流氷をカメラにおさめたいという人もいるでしょう。しかし、カメラを海に落としてしまったら、写真が撮れないどころかカメラ自体が壊れてしまいます。ツアーの後の思い出を写真に残すこともできなくなってしまうので、カメラの取り扱いは重々注意しましょう。なお、髪が長い人は、海水や雪で髪がぬれることがあります。ツアーに参加する前に結っておいたり、髪を帽子におさめておいたりすると安心です。ぬれた髪を長時間放置しておくと、体温を奪われ体調を崩す原因にもなりかねないので注意しましょう。

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北海道知事登録旅行業第2-534号/全国旅行業協会正会員
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