北海道旅行でパラグライダーがしたい！どこでフライトできるの？｜北海道ツアーズは格安ツアー・プランをご案内します！

パラグライダーはどんなアクティビティなの？

鳥のように大空を飛びたいと思ったことがある人も多いでしょう。パラグライダーはそれを叶えることができるスカイスポーツになります。パラグライダーは、四角いパラシュートを装着して斜面を駆け下りながら空へとテイクオフします。動力などはなく、上昇気流や斜面に吹き上がってくる風を利用することで空を飛ぶのがパラグライダーです。フライト時間は、基本的には5〜15分ほどになりますが、風に恵まれればもっと長く飛んでいることも可能です。
また、パラグライダーは風の状況が重要になるアクティビティなので、待ち時間が必要になるケースもあります。風のコンディションが整うまでは待機していることになりますし、場合によっては飛べないこともあります。そのため、時間に余裕を持ってプランを立てることや中止になった際にどうするかなどを考えておくといいでしょう。また、パラグライダーのフライトは、主に朝か夕方におこなわれることになります。

初心者はタンデムフライトから始めてみよう！

パラグライダー初心者の場合には、1人でのフライトではなくタンデムフライトを利用するといいでしょう。タンデムフライトは、インストラクターと2人で空を飛ぶアクティビティです。ベテランのタンデムパイロットがサポートしてくれるため、パラグライダーが初めてであっても安心して飛行をおこなうことができます。
タンデムフライトの場合、パラグライダーの操作はすべてタンデムパイロットがおこなってくれます。そのため、自分自身で操作をすることなく、ゆっくりと美しい景色や心地いい風を楽しむことができるでしょう。また、タンデムフライトは通常のパラグライダーとは違い、2人乗り専用のグライダーを使用します。パイロットと連結されているため、安心感を持ちながらフライトをおこなえるのです。タンデムフライトは体力をあまり必要としないため、女性や少し年配の人でも無理なくフライトすることが可能となっています。

パラグライダーを楽しむときのポイント

パラグライダーを楽しむためにはいくつかのポイントを押さえる必要があります。まずは、体力です。タンデムフライトの場合には特別な体力や身体能力などは必要ありません。しかし、斜面を駆け下って空へと飛び出すため、走れるだけの体力は必要になります。足に怪我をしていて走ることができない、持病などが原因で走ることが難しいといったケースでは、タンデムフライトであってもおこなえない可能性があるので注意しましょう。
着地の際の衝撃にも気をつけましょう。パラグライダーは空を飛んで着陸するわけですから、少なからず衝撃があります。パラグライダーの着地の衝撃は、椅子から飛び降りたときと同じぐらいだといわれていますので、その衝撃に耐えられなければ難しいでしょう。そこまで強い衝撃ではないため、健康であるのなら特に問題はありません。
また、着地のタイミングをあらかじめ学んでおくことが必要になります。着地のタイミングをきちんと把握しておくことで、トラブルのない着陸ができます。下りてくる際にはスピードがゆっくりになっているので慌てる必要はありません。学んだタイミングやタンデムパイロットの指示に従って着地しましょう。
バランスを崩さずに着地することもポイントになります。バランスを崩してしまうと思わぬ怪我に繋がることもあるのです。安全な着陸には靴選びも重要です。滑りにくくて走りやすい靴を選んでおくようにしましょう。

北海道でパラグライダーが楽しめるのはどこ？

北海道旅行でパラグライダーを楽しみたいのなら、しっかりと場所や特徴を把握しておきましょう。パラグライダーができる場所としてはまず、「赤井川村」が挙げられます。赤井川村は、札幌から車で約1時間程度の場所に位置しています。そのため、札幌を中心に北海道旅行をする場合でも訪れやすくなっているのです。天気が良い場合には、蝦夷富士として親しまれている羊蹄山が見えることもあります。また、秋には雲海が発生することがあるのも魅力でしょう。天候などの気象条件に恵まれれば、上空から村全体を覆う雲海を眺めながら空中飛行をおこなうことができます。
観光スポットとして人気の富良野市にもパラグライダーを楽しめる場所があります。富良野観光のついでにパラグライダーをしてみるのもいいでしょう。富良野の美しく雄大な景色を、空の上から眺めることができるのです。ただしフライトできる確率は50％程度となっているので、フライトできないケースもあることを覚えておきましょう。日中は風が強くなることも多いため、できるだけ早い時間に予定を入れたほうがフライトできる確率が高まります。
岩見沢市にも、パラグライダースポットが存在しています。千歳空港から車で1時間ほどと、アクセスも悪くないため参加しやすくなっています。岩見沢市のパラグライダースポットの特徴は、丁寧な指導をしてもらえることでしょう。初めてであってもインストラクターによる丁寧な指導を受けられるため、安心感が高くなっています。スキー場のゲレンデを駆け下って自分1人でフライトをおこなうことが可能です。タンデムフライトではなく、自分1人で飛んでみたい人にとってはいいでしょう。

赤井川村

住所：北海道余市郡赤井川村

アクセス：新千歳空港から車で約1時間40分

富良野市

住所：北海道富良野市

アクセス：旭川空港から車で約1時間

岩見沢市

住所：北海道岩見沢市

アクセス：新千歳空港から車で約1時間

当日のスケジュールや持ち物・服装は？

パラグライダーを楽しみたいのなら、当日のスケジュールをある程度把握しておくことも大切なポイントです。当日のスケジュールとしてはまず、来店して受付を済ませることから始めます。予約の時間までに来店しましょう。受付を済ませたら、準備運動をおこないましょう。パラグライダーでは飛ぶまでに山を駆け下ることになるので、怪我などをしないようにしっかりと準備運動をしておくことが重要なのです。インストラクターの指示に従って、きちんと体をほぐしておくことが大切です。
次に、機材の取扱方の説明を受けます。タンデムフライトの場合にはタンデムパイロットが操作をおこないますが、安全にフライトするためには機材の取り扱いについて把握しておく必要があるのです。またこのタイミングでシミュレーションを行うことも多いです。飛ぶ際の動きや着陸するときのタイミングなどを、シミュレーションするのです。
シミュレーションなどをして準備が整ったら、ライズアップをします。ライズアップとは地面に置いてあるパラグライダーを持ち上げて、翼の内部に風を流すことをいいます。ライズアップをすることによって、いつでもフライトできる状態を作り出すのです。インストラクターが指示をしてくれるので慌てることはありません。
いよいよフライト体験です。風の状況などを見て山を駆け下り、空へと飛び上がりましょう。風のコンディションさえ整っていれば問題なくフライトすることができます。
パラグライダーを安全におこなうために、当日の持ち物や服装などについて注意点がいくつかあります。まずは服装です。基本的には、長袖長ズボンで行くようにしましょう。パラグライダーで着地する際などに転んでしまったりするケースもあります。また、パラグライダーの翼と体につけるハーネスを支えるためのラインが肌に直接引っかかってしまうケースもあり、摩擦によって火傷することもあるのです。そのため、できるだけ肌の露出が少ない服装をするように心がけましょう。靴については、トレッキング用のシューズを履くことが最適だとされています。滑りにくく走りやすいトレッキングシューズを履くことで怪我の危険性を軽減できるのです。手袋も着用するといいでしょう。怪我防止やラインによる摩擦を防ぐために、手袋を着用しておくと安心です。ワークグローブなどの手のひらが皮になっているものがベストですが、軍手でも代用可能です。
持ち物は、上着・着替え・タオルが必須になります。地上と上空では気温差があるので、臨機応変に体温調節できるように上着は持っていきましょう。夏場は汗をかきますし、着地の際に服が汚れることも考えられるため、着替えやタオルがあると安心です。

スケジュールに余裕をもたせてパラグライダーを体験してみよう！

パラグライダーは、空からの雄大な景色を楽しむことができるアクティビティです。タンデムフライトなら初心者でも気軽におこなうことができるでしょう。ただし、パラグライダーは天候に左右されやすいので注意が必要です。スケジュールに余裕を持たせてプランを組み、パラグライダー体験をしてみてはどうでしょうか。