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北海道旅行でおすすめの郷土料理って何?歴史や食べ方を知ろう!

2022.06.20更新

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  • 郷土料理
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  • ちゃんちゃん焼き

北海道旅行の醍醐味といえば、豊かな風土が育んだ絶品グルメ。「旅の目的は食!」という方も多いのではないでしょうか。こちらの記事では石狩鍋、ちゃんちゃん焼き、ウニ、ジンギスカンといった北海道のおすすめの郷土料理を4つご紹介します。地元の人に愛されるソウルフードの数々をぜひチェックしてみてくださいね。

石狩鍋

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石狩鍋は北海道を代表する郷土鍋。北海道帯広地方では十勝鍋とも呼ばれています。
・石狩鍋の具材
新鮮な鮭の切り身をはじめ、アラ、骨まで入れるのが石狩鍋の大きな特長。そこに豆腐、しいたけ、キャベツ、玉ねぎをはじめとした旬の野菜を入れます。最後にいくらなどの魚介類を入れて、見た目にも華やかで贅沢な鍋に仕上げる場合もあります。
・石狩鍋の歴史
石狩鍋の発祥は江戸時代までさかのぼり、鮭漁が盛んに行われていた石狩地方で生まれました。漁師たちが大漁を祝い、獲れたての鮭を鍋にして楽しんだことが起源とされています。つまり、石狩鍋のルーツは漁師のためのまかない料理。そう聞けば鮭をアラまで丸々入れる豪快さにもうなずけますよね。
明治時代ごろから玉ねぎやキャベツを入れるようになり、現在の形に近い仕上がりになったようです。味付けも当初は塩味や醤油味がありましたが、明治時代中期には現在の味噌味が主流となりました。
・石狩鍋の味つけ
鍋のベースは主に昆布出汁。そこに、鮭の身はもちろん、骨やアラまで余すところなく入れることで濃厚な出汁を抽出することができます。味つけは前述の通り味噌がメイン。味噌は身体を温めてくれる調味料のため、寒さの厳しい北海道ならではの知恵が生かされたレシピといえます。そのほか、隠し味に酒粕やバターを入れたり、鮭の持つ生臭さを緩和させるため、仕上げに山椒を振りかけることもあります。
・十勝鍋との違いとは?
石狩鍋に、さらに贅沢に豚肉を入れたものが十勝鍋とされています。よりボリューミーで旨みが増し、鮭と豚肉の相性を楽しむことができるのが魅力です。

ちゃんちゃん焼き

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北海道で獲れる新鮮な鮭を使った郷土料理はもうひとつ。魚の内臓を取り除き、キャベツや玉ねぎなどの季節野菜や山菜と一緒に鉄板(ホットプレート)で蒸し焼きにするちゃんちゃん焼きです。ちゃんちゃん焼きの味付けにも主に味噌が使われますが、魚は鮭だけでなく、ホッケやニジマスなどが使われることもあります。
・ちゃんちゃん焼きの歴史
ちゃんちゃん焼きは石狩鍋と同じく、石狩地方が発祥の地といわれています。漁師町の郷土料理として生まれ、2007年には農林水産省により「農山漁村の郷土料理百選」に選ばれました。
・ちゃんちゃん焼きの由来
「ちゃんちゃん」という耳に残りやすい独特の語感が特徴的ですが、その由来は「ちゃっちゃっ」と素早く作れるからという説や「ちゃん(お父さん)」が作る料理だからという説が一般的。そのほかにも「鮭を焼くときの鉄板の音」「出来上がりを待ちきれず、お箸で食器をたたく音」など、さまざまな諸説があるようです。いずれも、さっとできておいしいちゃんちゃん焼きの魅力を言い表した由来といえます。
・ちゃんちゃん焼きの味つけ
ちゃんちゃん焼きの最もポピュラーなレシピは味噌味ですが、ねぎ味噌にして食感と香りを加えたり、バターをベースにしてコクをプラスしたりと、道内でも地域によって多彩にアレンジされています。
・ちゃんちゃん焼きの作り方
作り方はとてもシンプルです。まず、サラダ油をしいた鉄板に中央部分を空けて野菜を置き、真ん中には鮭の皮目を下にして乗せて焼いていきます。味噌などの合わせ調味料をかけて蒸し焼きにし、火が通ったら鮭の身をほぐしながら具材と混ぜ合わせれば完成です。

ウニ

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北海道といえばやはり海の幸も外せませんよね。その中でも人気の高いウニから、新鮮でおいしいバフンウニ(赤ウニ)とムラサキウニについてご紹介します。
・北海道で採れるウニの特徴
地域によって獲れるウニの種類が異なります。
・利尻島・礼文島では、ウニの中でも最高級と言われる「エゾバフンウニ」が獲れます。鮮やかな橙色で甘みが強いことがエゾバフンウニの特徴です。積丹半島は「バフンウニ」、松前/江差/奥尻ではクリーミーな食感が特徴の「キタムラサキウニ」が獲れます。
・北海道でウニが採れる地域と旬は?
1月〜6月にかけて羅臼で獲れるのが「バフンウニ」、3月になると襟裳・日高で「エゾバフンウニ」が取れ始め、6〜8月には利尻や積丹で「ムラサキウニ」が旬を迎えます。
特に産卵を控えた6月〜9月中旬がウニのベストシーズンです。
・定番はウニいくら丼
ウニを使った郷土料理の定番はウニいくら丼。いくらのプリプリとした食感とウニの濃厚なとろみが絶妙なハーモニーを奏で、切り海苔やわさびがそのおいしさを引き立てます。店ごとにいくらを塩漬けにしたり、しょうゆ漬けにしたりといった味の違いのほか、ホタテやカニなどを加えてよりたくさんの魚介類を楽しめる海鮮丼にする場合もあります。

ジンギスカン

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北海道の郷土料理の中でも人気が高い料理といえば、ジンギスカン。成羊肉のマトンや仔羊肉のラムといった羊肉と野菜と一緒に焼いて食べる焼肉料理です。
・ジンギスカンの特徴
ジンギスカンをおいしく作るためには、専用の鍋が欠かせません。この鍋は中央が膨らんだドーム状になっており、中央部分の凸部分から溝を通って野菜に肉汁が染み渡るようになっています。
・羊肉の種類
羊肉は主にラムとマトンの2種類に分けられます。生後1年未満の羊の肉はラム、それ以上育てられた羊の肉はマトンと分類され、ジンギスカンには柔らかくくせのないラムが用いられることが多いといわれますが、羊肉が好きという方にはより味わいの強いマトンがおすすめです。
・ジンギスカンの歴史
日本人が羊肉を食べるようになったのは、満州に進出した日本人が現地の食文化を持ち帰った大正時代のころだといわれています。昭和に入ると日本全体に定着しますが、ジンギスカンが北海道に普及したのもこのころ。昭和7年に発足した「北海道庁種羊場」のおかげで羊肉が手に入りやすくなったことをきっかけに、ジンギスカンを扱う飲食店が増えていったといわれています。
・ジンギスカンの食べ方
ジンギスカンの焼き方は大きく分けて2通りあります。あらかじめタレに漬け込んでから羊肉を焼く調理方法と羊肉を焼いた後にタレをからめる方法があり、肉質がかためでクセのあるマトンの場合は漬け込みダレで、柔らかでくさみの少ないラムの場合は、焼いた後にタレとからめて食べるのが一般的です。地域、店、家庭によって食べ方は異なるようです。ジンギスカンを食べ慣れない初心者は、独特のクセがマイルドになる漬け込みダレの方が食べやすくておすすめです。
一緒に焼く野菜は玉ねぎ、もやし、ピーマン、キャベツ、カボチャなど多彩なバリエーションがあります。肉汁を吸うことでさらにおいしくいたまるのがジンギスカンで食べる野菜の魅力です。

北海道ツアーズなら郷土料理も堪能できる!

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北海道旅行に特化した北海道ツアーズを利用すれば、ご紹介した郷土料理の数々を心ゆくまで堪能することができます。多彩なラインナップから目的に合わせて最適なプランを選ぶことができます。
たとえば、レンタカーを借りられるプランでちょっと遠くの郷土料理の名店を訪れてみるのもおすすめ。宿泊するホテルも自由に選ぶことができるため「石狩市に近いホテルに宿泊して本場の石狩鍋を味わおう」など、訪れたい郷土料理店の近くにあるホテルを選ぶこともできます。ニーズに合わせて選ぶことができるため、ご希望に沿った旅行内容を計画することができます。

北海道旅行で郷土料理を満喫してみよう!

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今回は、北海道の人々に愛され続ける代表的な郷土料理を4つご紹介しました。北海道ツアーズなら、宿泊するホテルや日数などを自分で選ぶことができて旅行プランが立てやすいため、さまざまなエリアに点在する郷土料理を楽しみたいという旅行にも最適です。
「食べてみたい郷土料理を見つけた」という方は、ぜひ北海道ツアーズを利用し、北海道の雰囲気を感じながら本場の味をお楽しみください。

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