9月の北海道旅行！どんなことをして楽しむのがおすすめ？

2021.08.20更新

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9月の北海道旅行では、どんな楽しみ方があるのでしょうか。どんなイベントがあり、どんなグルメが味わえるのか気になる人も多いようです。本州とは違った景色が楽しめる北海道を十分に満喫するため、9月の北海道について詳しく知っておくのがいいでしょう。また、旅を楽しむには気候を知り、服装などに気を使うことも大切です。そこで、9月の北海道旅行について、気候を紹介しながら、見どころやグルメなどについて詳しく解説します。

9月の北海道はどんな気候？

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本州の9月はまだまだ暑さの残るところが多いですが、北海道では秋の気配を感じられ、日差しもやわらかく過ごしやすいシーズンです。9月上旬の北海道は、最高気温が20度を上回る日も多くみられますが、下旬にもなると20度を下回る日が増えてきます。9月の北海道は前半と後半で気温に大きな差があり、前半の平均気温が13.6度なのに対して後半は平均気温8.3度まで下がります。2016年9月の後半には記録的な低温となり、0.5度になった日もみられました。
北海道に梅雨はありませんがその代わりに9～10月に雨が多いのが特徴で、2016年には月の半分が雨でした。これは、9月の北海道上空で太平洋高気圧が弱まることが理由です。天気が周期的に変化することから、降雨量が大幅に増加するといえるでしょう。ただし、本州以南のように台風が上陸するというのは稀です。そのため、雨が多くても大荒れの天気になる心配は少ないといえます。そのほかにも、北海道は高緯度に位置していることから、9月に入ると日の入りが早くなり、下旬にもなると18時ごろには真っ暗です。日照時間が短くなりますので、朝晩の冷え込みを感じることも多いでしょう。しかしながら、9月は北海道の収穫シーズンでもあります。北海道で採れる農産物の多くが収穫期を迎え、旬の味覚が楽しめるのも9月の北海道の魅力です。

9月に北海道旅行するなら服装は？

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9月に北海道旅行をする際は、服装にも気を付けることが大切です。9月上旬の北海道は、20度を上回る暖かい日もみられますが、本州以南のような夏の暑さを感じることはありません。室内では長袖のシャツだけで快適に過ごせます。ただ、外に出ると肌寒く感じることもあるでしょう。そのため、セーターやカーディガン、ウィンドブレーカーといった羽織るものがあると安心です。また、朝晩は冷え込みますので、夜に外出する予定がある場合には、ジャケットを忘れずに持っていきましょう。道東や道北では昼間であっても、もう夏の暑さは感じられません。そういった方面に旅行する場合には、9月であってもセーターやジャケットが必須アイテムです。下旬にもなると20度を下回る日も多く、ストーブが恋しくなるような日もみられます。日本海に浮かぶ利尻島では、9月下旬に初雪が降ることもめずらしくありませんので、防寒対策はしっかりと行いましょう。

北海道で9月に行われるイベントは？

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9月の北海道は各地でさまざまなイベントが行われます。まず、阿寒町で行われる「イオマンテの火まつり」は人気のイベントです。イオマンテの火まつりは、熊の霊を送るアイヌ民族の伝統儀式であり、燃え盛る炎と共に歌い踊る儀式が見られます。ユネスコ世界無形文化遺産に登録されているアイヌ古式舞踊が楽しめるのも見どころのひとつでしょう。また、9月上旬に2日間開催される「はこだてグルメサーカス」も見逃せないイベントです。函館で最大級のイベントともいわれるはこだてグルメサーカスでは、100をこえる全国のご当地グルメのテントがずらりと並びます。函館名物の塩ラーメンだけでも数店舗が出店し、国内外の味が楽しめると評判です。
札幌では、「さっぽろオータムフェスト」と称したイベントが開催されます。これは、大通公園で行われる食の祭典であり、北海道全域の農産物や海産物が楽しめると評判です。会場となるのは全部で5カ所で、4丁目会場では人気シェフの料理だけでなく、ドイツビールをはじめ世界のワインなどのアルコール類も味わえます。道産野菜とフルーツを使用したオリジナルカクテルが楽しめる会場など、バラエティに富んでいるのも魅力でしょう。道東の標津（しべつ）で開催されるのは、「しべつあきあじまつり」です。標津は日本有数のサケの産卵地であり、「あきあじ大漁つかみ取りレース」などが楽しめます。9月下旬の日曜日に開催されるイベントで、1000食ものイクラ丼が無料で配布されるのも人気の秘密です。そのほかにも、新鮮なサケや魚介のバーベキューが味わえる屋台や、秋サケを安く販売しているブースなどもあり、家族で秋の味覚が楽しめます。

9月の北海道旅行の見どころは？

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9月の北海道には、見どころがたくさんあります。大雪山は紅葉スポットとして人気が高く、山頂付近は8月下旬に色づき始め、9月にはふもとまで紅葉が広がります。この時期には、スニーカーや水筒を持参し、ワンダーフォーゲルも楽しめるでしょう。また、阿寒湖周辺も日本一早い紅葉狩りができるスポットとして知られています。ただ、気温が低いため、しっかりと防寒対策をしておくのがいいでしょう。さらに、能取湖ではサンゴ草群落が真っ赤に染まる時期でもあります。サンゴ草は塩湿地に育つ海辺の植物であり、北海道では能取湖やサロマ湖といった道東の一部にしか生息していません。そのうえ、満潮時には水の中に沈んでしまいますので、タイミングを逃すと見られなくなってしまう植物です。9月後半に最盛期を迎えるサンゴ草の紅葉は、網走まで真っ赤な絨毯を敷き詰めたように広がり、幻想的な景色を見せてくれます。
花を楽しみたい人は、北海道富良野市にある「四季彩の丘」を訪れてみましょう。ここでは、色とりどりの花が一面に咲き乱れています。なかでも、9月は花の種類が多く、見ごたえがあるといえるでしょう。アウトドア派の人は、定山渓でキャンプをするのも楽しみのひとつです。9月はテントでも過ごしやすい時期ですので、北海道の雄大な自然が満喫できます。天気のいい日には満天の星が広がり、ロマンチックな星空が楽しめるのも魅力です。

9月の北海道旅行で味わいたいグルメは？

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北海道旅行の一番の楽しみとしてグルメをあげる人も多いでしょう。9月の北海道旅行で味わえる旬の食材としてはサンマがあります。9月は北海道各地でサンマが水揚げされる時期であり、脂の乗った旬のサンマが楽しめるのです。中旬には根室さんま祭りが開催されるなど、各地でおいしいサンマが手に入る時期といえるでしょう。　さらに、秋サケやホタテといった産卵期を控えた魚介類も脂が乗る時期です。サケは国内の8割が北海道産で、根室や羅臼、網走といった道東方面がサケの産地として知られています。ホタテも産卵直前の秋から春先にかけて旬を迎えますので、甘い貝柱の刺身などを食べに北海道を訪れる人も多いものです。魚介類だけでなく、9月には農作物も収穫期を迎えることから、北海道の大地で育った玉ねぎやカボチャなどが楽しめるでしょう。9月に収穫された玉ねぎはやわらかくて甘みがあると人気があります。

忘れられない北海道旅行にしよう

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9月の北海道は暑さが和らいでいることから旅行しやすい時期だといえるでしょう。9月の北海道にはたくさんのイベントがあり、さまざまな食べ物が旬を迎えます。そのため、9月の北海道旅行には楽しみがたくさんあるのです。9月の北海道でしか体験できないことも多く、忘れられない旅になるでしょう。
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