北海道旅行・ツアー ＞ 北海道観光コラム一覧 ＞ 子供と行く北海道旅行！親も子も満足できるのはどんな場所？
2019.09.06更新
夏休みやゴールデンウィークなどの長期休暇は、子供と一緒に旅行するには絶好の機会です。多くの旅行先の中で、北海道を選ぶ人もいるでしょう。親子で北海道旅行をするのなら、親も子供も楽しめる行き先を選ぶことが重要になります。
子供のスタミナについていくのに疲れを感じるのはある程度は仕方のないことかもしれませんが、せっかく旅行に行くからには笑顔の絶えない素敵な時間と思い出を作りたいですよね。
この記事では、親子で楽しめる北海道の旅行先について解説していきます。
北海道旅行で子供を連れて行く定番のスポットといえば、動物園が挙げられます。子供だけでなく大人も楽しむことができる動物園は、親子での旅行にはぴったりでしょう。
北海道の動物園といえば、まず思い浮かぶのが「旭山動物園」です。テレビなどでも多く取り上げられている有名な動物園で、年齢や性別に関係なく楽しむことができるのが特徴となっています。旭山動物園のもっとも大きな特徴としては、動物の自然な姿を見ることのできる行動展示がされていることでしょう。季節や天候に左右されずに見られるので、子供を連れていても安心です。ペンギンやホッキョクグマ、アザラシなどの旭山動物園を代表する動物たちだけではなく、ライオンやサル山、猛禽類、爬虫類、鳥類などさまざまな動物たちが展示されています。また、ウサギやモルモット、猫や犬などと触れ合うことのできる「こども牧場」もあるので、生き物とのふれあいを楽しむことも可能です。
「札幌市円山動物園」も親子で楽しめる動物園です。円山動物園は、札幌駅からのアクセスが非常に良いため、車をレンタルしなくても訪れることができます。札幌を中心に観光したい場合には、良い場所でしょう。ホッキョクグやエゾシカ、オオカミ、ペンギンなどの展示だけでなく、アジアゾーンやアフリカゾーンなどもあります。マレーバクやユキヒョウ、ライオンやキリン、カバなどの動物園では馴染み深い動物も見ることができます。
また、円山動物園には「こども動物園」があります。ヒツジやアヒル、ガチョウが放し飼いになっており、直接触れ合うことができます。時期によっては、夜の動物園というイベントも行っています。普段は見ることのできない夜の動物園で、夜行性動物の生態などをみることができるので、子供のみならず大人もワクワクできるイベントとなっています。
札幌大倉山展望台は、札幌市内にあるスキージャンプ台です。1972年に開催された札幌オリンピックでジャンプ競技場になった場所としても有名な場所となっています。ジャンプ台のスタートラインを目の前にして、札幌市街地を一望できる非常に眺めのいい場所です。
ジャンプ台のスタートラインを生で見ることはなかなかできないので、子供にとってもいい経験になるでしょう。併設されている札幌オリンピックミュージアムには、スキージャンプのシミュレーターがあります。ジャンプ競技を疑似的に体験できるので、大人も子供も楽しめるでしょう。
「ばんえい十勝」は、道産子馬が走る、ばんえい競馬の競馬場となっています。ばんえい競馬は、通常の競馬とはまったく異なり、最大で1トンもの重い鉄ソリを引いて競い合う競技です。世界中でも帯広市でしか見ることのできない競技なので、観光にはぴったりでしょう。
ばんえい競馬の馬は、普段見るようなサラブレットとは比べ物にならないぐらいの大きさです。馬体重は1トン前後でレースの迫力もあるため、大人も子供もびっくりして圧倒されること間違いなしです。キッズルームやふれあい動物園などもありますし、通常の競馬とは違いギャンブル感もあまりないので親子で楽しめます。
「北海道箱根牧場」は牛や馬、ウサギやヒツジと触れ合うことのできる牧場です。体験プランが充実しており、定番の乳しぼり体験だけではなく、バター・チーズ・ソーセージ・生キャラメル作りを体験することができます。親子で協力して手作りすることで、絆も深まるでしょう。
スタッフが引く馬の鞍にまたがって行なう乗馬体験も可能です。雨天の日を除いて通年で行っているため、どの時期に行っても楽しめます。冬になれば雪上で、スノーモービル・パラセーリングバナナボートなどのアクティビティも楽しむことができます。
ニセコの大自然を味わうアクティビティを体験するのもおすすめです。ニセコには季節ごとに大自然を楽しめるアクティビティが豊富にあります。
夏なら、カヌーやラフティング、バーベキューなど子供も一緒に楽しめるアクティビティが揃っています。冬なら、定番のスキーやスノーボード、スノーモービル、雪を見ながらの露天風呂などが楽しめます。
温泉地としても有名なので、たっぷり遊んだあとに温泉で疲れを癒す楽しみもあります。
アクティビティで体を動かすのもいいのですが、北海道ならではの広大な花畑を楽しむのもいいですね。
ラベンダー畑で有名な「ファーム富田」は、北海道を代表する花畑です。七色の花々が丘を彩る「彩りの畑」はファーム富田を代表する畑で、美しい花たちが虹を描き出す様子は絶景です。富田ファームの原点となったラベンダー畑はその名も「トラディショナルラベンダー畑」、日本で最も歴史のあるラベンダー畑です。どこまでも続く鮮やかな紫色の景色の中でラベンダーのいい香りに包み込まれながら、まるで絵本の世界に入り込んだかのような気分を楽しめるでしょう。視覚だけでなく嗅覚と結びついた印象は、強く記憶に残るといわれます。旅行から帰った後もお子さんが写真を見るたび、ラベンダーの香りを感じるたびに旅行での楽しかった時間を思い出してくれますよ。
夏の観光地には、名寄（なよろ）市のひまわり畑がぴったりです。ひまわり畑が有名な名寄市では、毎年ひまわり市内全域でが咲き誇ります。天候にもよりますが、例年お盆あたりにピークを迎えるので、夏休みの家族旅行で訪れるのにおすすめです。畑は、日進の「北海道立サンピラーパーク」と智恵文の「MOA名寄農場（更生会場）」の2か所に分けられます。合計150万本以上のひまわりが咲き誇る様はまさに絶景！圧倒されること間違いなしです。
「狩勝高原エコトロッコ鉄道」は親子で力を合わせてチャレンジできるエコトロッコがあります。
エコトロッコは、2台の自転車が並列したような形になっており、親子でペダルを踏みながら線路の上を走らせることができます。3歳以上からチャレンジすることができるので、小さい子供がいる場合でも楽しめるでしょう。エコトロッコはさまざまなタイプがあり、通常のエコトロッコから電車の車体を模したものまであるので、電車好きの子供にはたまらないでしょう。
さまざまな農作物の収穫体験や手作り体験ができる「サッポロさとらんど」も親子で楽しめる観光スポットです。
季節によって収穫できるものは違いますが、ブルーベリーやミニトマト、ジャガイモやサツマイモ、大根などさまざまな農作物の収穫を体験することができるのです。道具は一式貸し出してもらえるので、手ぶらでも安心です。そのほかにも、変わり種の4輪車やSLバス、馬車や乗馬などが体験できます。ミルク工場の見学やふれあい動物園、バーベキューなど親子で存分に楽しめる施設も多いので、時間がたっても飽きずに過ごすことができますよ。
子供と一緒に北海道旅行をするのなら、北海道ならではの体験ができる観光スポットを選ぶといいでしょう。北海道でしかできない体験を一緒にすることで、楽しい思い出を共有することができます。
大人も子供も楽しめるスポットはたくさんありますから、その中で行きやすい場所や子供が興味を持てる場所を探して、楽しい旅行になるように計画してみましょう。
