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北海道は、旅行先として国内外問わず人気の高い観光地です。しかし、行く時期によって旅行先で見られる景色やできることは全く異なるため、いつ頃に旅行をするか悩む人も多いのではないでしょうか。しかし、季節限定のイベントを楽しみたいという人には、12月の北海道旅行がおすすめです。ここでは北海道でしか体験できないような特別なイベントの紹介や北海道旅行のおすすめスポットや注意点について解説します。
北海道旅行・ツアー > 北海道観光コラム一覧 > イベント満載の12月!北海道旅行のおすすめスポットと注意点
2021.09.27更新
北海道は、旅行先として国内外問わず人気の高い観光地です。しかし、行く時期によって旅行先で見られる景色やできることは全く異なるため、いつ頃に旅行をするか悩む人も多いのではないでしょうか。しかし、季節限定のイベントを楽しみたいという人には、12月の北海道旅行がおすすめです。ここでは北海道でしか体験できないような特別なイベントの紹介や北海道旅行のおすすめスポットや注意点について解説します。
北海道は冷帯気候に属しているため、冬は寒さが厳しく夏は涼しいのが特徴です。季節の温度差によって四季折々の景観を楽しめます。
12月は雪の日が多く、冬本番を迎える時期になります。内陸部の旭川では最高気温でさえ氷点下になることが多く、釧路などの道東は昼夜の寒暖差が激しく夜間の冷え込みが大きくなります。積雪量が増える時期なので、予報を確認して、レンタカーの利用や服装の準備などを考えることがおすすめです。
12月の北海道では、さまざまなイベントが開催されます。特に札幌市や函館市などの都市部では、クリスマスイベントやイルミネーションが有名です。
さっぽろホワイトイルミネーションは、札幌にある大通り公園に約52万個の電装が点灯され、色鮮やかに光り輝くイルミネーションが雪景色と一緒に楽しめます。また、さっぽろホワイトイルミネーションと同じ時期に開催されるミュンヘンクリスマス市は、札幌で人気のあるクリスマスイベントのひとつです。札幌の姉妹都市ドイツ・ミュンヘンのクリスマス雑貨や、ホットチョコレートやワインなどをはじめドイツの伝統的な料理を楽しめます。また、オーケストラによる音楽コンサートや参加型のワークショップが用意されているため、子供がいる家族でも楽しむことができるでしょう。
幻想的な光景が広がる青い池としろひげの滝は、数多くの人を魅了し続けている旭川周辺の道央を代表する観光名所です。青い池としろひげの滝は一般的に5月〜9月頃がベストシーズンといわれていますが、12月になると凍結した池や滝の上に雪が積もり、冬にしか見られない美しく幻想的な光景を楽しむことができます。冬季限定のライトアップイベントでは、日中に見るものとはまた雰囲気の異なる青い水面を楽しむことができます。天気が良ければ、満天の星も見ることができるでしょう。
北海道の東部に位置する釧路では、野生のタンチョウが観察できます。タンチョウは、古くから日本で愛され続けてきた鶴の一種です。今では国の天然記念物に指定されていて、日本ではほとんど北海道でしかその野生の姿を見ることができません。毎年11月〜3月にかけて餌付けが行われ、200〜400羽ほどのタンチョウが一気に集まるので、タンチョウを見に行くのなら参考にしてみてもいいかもしれません。その優雅な佇まいは、まさに一見の価値ありです。2月に入ると、タンチョウにとっては恋の季節になります。運が良ければ、タンチョウが独特な求愛ダンスをする場面も見ることができるかもしれません。
サミットが行われたことでも有名な洞爺湖町には大きなカルデラ湖「洞爺湖」があり、温泉地としても有名です。洞爺湖はほぼ円形になっており、湖の真ん中には4つの島が浮かんでいるのが特徴です。池に浮かぶ中島にある御神木は、恋愛運アップのスポットでも知られ、縁結びの御利益があるといわれています。
洞爺湖温泉街では、f雪の降る冬の時期は白い雪に映える冬のイルミネーションを楽しむことができます。イルミネーションは温泉街から洞爺湖畔に続く道を約1万2000球の電球で彩る通年の「イルミネーションストリート」と11月から3月上旬までの限定イベント「イルミネーショントンネル」があります。イルミネーショントンネルでは、全長70mにもおよぶトンネルに40万個のLEDが装飾され、温泉街から洞爺湖畔まで続く光の道を歩くことができます。
冬の北海道は、観光名所巡りにスキーやスノボのアクティビティなど楽しみ方はさまざまです。しかし、中には北海道のグルメを目的に旅行に行かれる人も多いのではないでしょうか。北海道は自然に恵まれており、山の幸や海の幸、幅広いジャンルのグルメが楽しめます。
北海道の12月は、ホタテやアワビ、シャコなどが美味しい時期です。それらを一緒に味わうなら、お寿司がおすすめです。お寿司といっても、道民に愛されるお手頃な回転寿司屋から老舗のお寿司屋まで、いろいろなお店が存在します。自分のお気に入りのお店を探すのも旅の楽しみのひとつです。
スケトウダラも秋から冬にかけて旬をむかえ、12月が一番おいしい時期となります。たらこや明太子、かまぼこなどの練りもの製品の原材料として有名なスケトウダラですが、フライや煮つけにして食べてもおいしいので、旬の時期に試してみてはいかがでしょうか。
北海道の代表的なグルメのひとつである毛ガニも美味しい時期になります。茹でた身を酢につけてそのまま食べてもいいですし、しゃぶしゃぶにしても美味しいでしょう。そのほかにも、茹でた身とミソを甲羅に入れて網で焼く「毛蟹の甲羅焼き」や、中身を食べた後に、熱燗を注いでつくる「甲羅酒」などの食べ方も楽しめます。他にもサロマ湖産の牡蠣も冬の味覚として要チェックです。
また、北海道といえばラーメンやスープカレーを連想する人も多いかもしれません。特にみそラーメンは、札幌の大衆食堂が発祥と言われ、札幌を代表するグルメのひとつとなっているので、札幌に来たらみそラーメンは外せないという人も多いでしょう。さらに、スープカレーも北海道が発祥の地になります。寒い冬の北海道では、温かいラーメンやスープカレーがいっそう美味しく感じるでしょう。
12月の北海道は、本土と比べ物にならないほど寒さが増します。北海道旅行をする際は、服装の準備が重要でしょう。セーターにコートの組み合わせは、寒さから身を守ってくれる温かい服装です。ただ、日本屈指の亜寒帯といわれる北海道の内陸部では、さらに厚着が必要でしょう。
防寒性に優れたニット帽、マフラーや防水手袋は必須です。普段あまり使用しないという人も準備をしていた方が快適に旅行できるでしょう。ビジネス旅行だと革靴が必要という人も多いと思いますが、革靴には防寒の機能がない物が多いため、革靴は旅行バッグに入れておき移動の時はできるだけ避けるようするなど工夫をしましょう。
真冬の北海道では道路が凍結している事もあるため、歩くときは滑らないように注意が必要です。滑り止め付きのブーツなどを準備しても良いかもしれません。防寒対策として、厚手の靴下やタイツを履くこともおすすめです。
しかし、旅行中は常に外にいるわけではありません。冬の室内は暖房が効いていて暑い場合もあるので、脱ぎ着しやすい服装がベストでしょう。あまり荷物を持って行きたくない人も多いかもしれませんが、しっかり防寒対策をすれば、寒さを和らげることができます。旅行前に気温を調べて、しっかりと準備をしましょう。
12月の北海道は、旅行先として人気の高い場所ですが旅行中も楽しく過ごすためには、注意しなければいけない点があります。
12月のクリスマスイベントやライトアップイベントには、観光客だけでなく地元の人たち多く集まるため、混雑することが予想されます。小さなお子様連れの家族で行く場合は、子供がはぐれないように注意が必要です。郊外の観光地のライトアップイベントは、車の渋滞があるかもしれません。時間に余裕を持って行動することが大切です。さらに、急な積雪で電車や飛行機が運休や欠航する可能性があるでしょう。万が一のとき、どう動くかあらかじめ考えておくことも重要だといえます。
ホワイトクリスマスを楽しめるイベントが目白押しの12月の北海道旅行は、地元のことを知り尽くした旅行会社に依頼するのが一番です。北海道札幌市に本社をおく北海道ツアーズは、旬な情報をもとに、さまざまなプランが用意されています。国内の主要空港からのプランも用意されているため、まとめて予約もできて時間短縮になるでしょう。また、コールセンターのスタッフも地元の人なので、現地の情報を手に入れることも可能です。もし、服装で迷っている場合は、適した服装についても教えてくれるでしょう。