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北海道の魅力といえば、その雄大な自然が挙げられるでしょう。そのほかにも、家族やカップルで行くことができるスポットもたくさんあります。ここでは、北海道の大自然を身近に感じられる、北海道ならではの特色がある水族館を5館と、厳密には水族館ではありませんが、おすすめしたい施設を1カ所紹介していきます。
北海道旅行・ツアー > 北海道観光コラム一覧 > 北海道の魅力満載! 北海道旅行で行きたい水族館・おすすめ5+α選
2022.06.16更新
北海道の魅力といえば、その雄大な自然が挙げられるでしょう。そのほかにも、家族やカップルで行くことができるスポットもたくさんあります。ここでは、北海道の大自然を身近に感じられる、北海道ならではの特色がある水族館を5館と、厳密には水族館ではありませんが、おすすめしたい施設を1カ所紹介していきます。
サケのふるさと千歳水族館は、新千歳空港から車で10分、JR千歳駅からも徒歩10分の距離と、アクセスが良い場所に位置しています。札幌からも車で60分ほどで行くことが可能です。
サケのふるさと千歳水族館は、淡水では日本最大級の水槽を有しています。サケの仲間や淡水魚を中心に、世界各地の淡水魚を観察することができるので、淡水魚について詳しく知りたいという人や、珍しい淡水魚を見てみたいというような人にはおすすめのスポットといえるでしょう。
また、「サケのふるさと」といわれていることからも分かるように、千歳水族館では、特にサケの展示に力を入れていて、サケに関するイベントや企画展も1年を通じておこなわれています。このほかにも、水槽ではなく、千歳川の水中を直接観察できる日本初の施設「水中観察ゾーン」があり、季節や天候によって変わる水中の様子はいつ訪れても楽しめる工夫が施されています。その中でも、秋に川をのぼるサケの群れの迫力は必見です。普段、なかなか見ることができないサケの生態を、間近で眺めることができるので、子供だけではなく大人も楽しめるでしょう。
おたる水族館はその名の通り、観光地としても人気の高い、小樽にある水族館となっています。小樽の海沿いに位置し、北海道の雄大な自然を感じることができるのも、おたる水族館の魅力といえます。
水族館内の「海獣公園」というエリアは、海を仕切っただけの、ほぼ海そのものといってもいいプールであり、普通の海と同じように、ウニやナマコ、海藻等が育つ中でトドやセイウチが暮らしています。水族館でありながら、実際の海での生き物たちの様子を見ることが可能です。
また、おたる水族館には、日本一冷たいといわれるタッチプールがあります。タッチプールでは、水の中に手を入れ、生き物たちと触れ合うことができるのが魅力です。おたる水族館では、真冬の小樽の海水温と同じ3℃の水温のタッチプールに手を入れることで、北海道の厳しい冬の寒さと、その中で生き抜く北海道の生き物たちのたくましさを体感することができるでしょう。
なお、おたる水族館では、日本近海で見られるアザラシ5種類のうち、4種類を飼育展示しています。アザラシの飼育数では日本一で、約50頭を飼育しているという点も特筆すべきポイントになります。
登別マリンパークニクスは、登別駅から徒歩5分、車だと道央道の登別東ICから5分とアクセスしやすい位置にあります。レンガ造りのお城「ニクス城」が丸ごと水族館になっている「お城水族館」としても有名です。
ニクス城は、デンマークに実在する「イーエスコー城」をモデルに造られています。人が入れる大きな万華鏡のような「金魚万華鏡」や、海の中を歩いているような気分になれる「アクアトンネル」に加えて、北海道最大級のクラゲ水槽やイワシ1万匹の銀河水槽など、フォトジェニックなスポットがたくさんある水族館ともいえるでしょう。
さらに、登別マリンパークニクスは水族館だけでなく、遊園地「ニクスランド」が併設されているところも特徴的です。観覧車には、ペンギンやイルカが描かれたスペシャルなゴンドラもあるので、訪れた際には探してみてください。水族館だけでは物足りないという人や、子供たちも遊園地があることで、一日中遊ぶことができるでしょう。
ノシャップ寒流水族館は、北海道稚内市にある、日本最北の水族館として知られています。北海道を取り囲む寒流周辺で見られる生き物が観察でき、「流氷の天使」や「氷の天使」といわれるクリオネも展示している点が特徴といえるでしょう。
また、ホッケやソイ、カレイなど、北海道の食卓によく並ぶ魚が泳いでいる姿も見ることができます。普段自分たちが食べている魚が、どのような姿で泳いでいるのかなどを観察するのも楽しいでしょう。
このほかにも、アザラシに直接魚をあげられるコーナーが人気です。子供も大人も、アザラシの魚を食べる可愛い姿を間近で見ることができます。また、アザラシのショーも有名で、愛嬌がありかわいらしいアザラシの姿に癒されると評判となっています。
北の大地の水族館は、日本初と世界初がある珍しい水族館です。北の大地の水族館がある北見市留辺蘂町は、日本有数の寒さが厳しい街として有名ですが、水族館では、その寒さを活かし、凍った川の下を泳ぐ魚の様子を観察できる「四季の水槽」が設置されています。この凍った川の下の様子の展示は世界初の試みとなっているので、見る価値があるでしょう。
ほかにも、滝の中を力強く泳ぐ魚が観察できる、日本初の「滝つぼ水槽」や、魚がジャンプする様子が観察できる「川魚のジャンプ水槽」などがあります。このように、日本や世界でも珍しい展示の仕方を採用しているため、多くの観光客の注目を集めているのです。
また、北の大地の水族館では、日本最大の淡水魚であり、幻の魚と言われるイトウが、40匹以上飼育されていて、このイトウの飼育数は日本一として知られています。最大級の大きさである1m級まで育ったイトウは、間近で見ると大迫力です。北の大地の水族館は、北海道北見市に位置しているので、旭川や富良野観光とセットにして立ち寄るのがおすすめとなっています。日本初と世界初の展示を、ぜひ見に行ってみてください。
全国的にも有名な旭山動物園は、生き物をなるべく自然に近い状態で観察することができる「行動展示」をおこなっていることで知られています。「北海道産動物舎」や「北海道小動物コーナー」など、北海道に生息する生き物たちの展示があることでも有名です。
旭山動物園は、水族館ではありませんが、水の中に生息する生き物も数多く展示されているので、水族館に行ったような気分も体感することができるでしょう。また、ホッキョクグマやカバなどの大きな飼育プールがあり、水中を泳ぐ様子を下から眺めることもできます。あざらし館では、アザラシが円柱水槽を通り抜ける姿を見ることができ、その姿がかわいいと人気があります。
旭山動物園は、北海道の真ん中あたりに位置する旭川にあり、札幌からの日帰り定期観光バスなども出ていますが、旭川近辺で前泊し、当日朝から入園すると、園内をじっくり見てまわれるのでおすすめです。さらに、旭川エリアは、動物園以外にも、上野ファームや雪の美術館、男山酒造り資料館など、見所がたくさんあるので、旭山動物園に行くついでに、ほかの観光スポットにも行くと良いでしょう。
この記事では、北海道ならではの特色がある水族館+αを紹介しました。それぞれの水族館では、異なる魅力があるので、気になるところに行ってみてください。北海道旅行だからこそできる体験をして、素敵な思い出になる旅にしましょう。