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北海道の東側に位置する帯広・釧路は、水に恵まれた豊かな自然と、動植物たちがあふれる土地です。本州では見ることができない景色やいきものたちが、訪れる人を出迎えてくれます。ここでは帯広・釧路地方への旅行で訪れたいスポットを紹介します。
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2018.07.12更新
北海道の東側に位置する帯広・釧路は、水に恵まれた豊かな自然と、動植物たちがあふれる土地です。本州では見ることができない景色やいきものたちが、訪れる人を出迎えてくれます。ここでは帯広・釧路地方への旅行で訪れたいスポットを紹介します。
知床半島は北海道東部に位置する湿地帯で、2005年に世界自然遺産に認定されました。植物性プランクトンが豊かなこの場所では、日本古来の生態系が維持され、絶滅危惧種にも指定される希少な生き物が暮らしています。そんな知床半島は、本州では見ることのできない湿地帯ならではの生態系が見ものです。海外からの旅行者にも人気の『知床五湖』は、知床連山に囲まれた湖群の総称。原生林の中を散策できる地上遊歩道は、2つのルートから形成されています。高架木道は往復1.6キロメートルの道を歩き一湖を散策するルートで、比較的短いルートになっています。高齢の方や子供と一緒に訪れる方は足を運んでみてはいかがでしょうか。
『カムイワッカ湯の滝』は夏にのみ楽しめるスポットで、川の水と一緒に温泉が流れ出ている文字通りの湯の滝です。滝壺の温度は約30℃と、夏には良い温度で滝が流れ出ています。世にも珍しい温泉が流れるこの滝は、知床八景としても知られている観光名所です。
冬にいち早く流氷が流れ着く『プユニ岬』は、夕陽のビュースポットとして人気の場所です。冬の澄んだ空気と流氷の中に沈んでいく夕陽を、心ゆくまで楽しめます。
一時期ブームになった「マリモ」。特に、阿寒湖で成長するマリモは、かわいらしい独特の丸いフォルムになるため、特別天然記念物に指定されています。遊覧船が運航しているので、湖の上をゆっくり堪能できますよ。湖の中にある4つの島のうち、チュウルイ島にはマリモの展示観察センターがあるので、マリモ観察にぴったりです。また、夏は涼しく、冬は氷に覆われる阿寒湖ならではのアクティビティも盛りだくさんなので、どの季節でも楽しむことができるでしょう。
霧の摩周湖でその名前を知った人も多いかもしれない『摩周湖』も、スポットとしては、足を運んでみて損はないでしょう。日本一透明な湖と呼ばれる摩周湖は、火山の凹地に水が溜まったカルデラ湖と呼ばれる湖です。湖が河川に面していないことから、現在まで透明度が保たれている希少な湖です。その透明度の高さから、世界ではロシアのバイカル湖に次いで2位といわれています。霧の摩周湖の名前通り、約100日は霧に覆われているといいます。摩周湖周辺では、地下水が湧き出たことからできた『神の子池』も絶景ポイントです。年間を通して気温が低いことから、美しい青の湖面が誕生しました。この池もまた必見です。
帯広市にある『愛国駅』と『幸福駅』は、日本国有鉄道(国鉄)広尾線の旧駅舎です。広尾線の廃線に伴い、昭和62年2月に廃駅となりました。NPO法人地域活性支援センターにより恋人の聖地に指定されたこれらの駅は、1970年代初めに「’愛の国’から’幸福’へ」のキャッチフレーズで人気になりました。恋人2人が幸福へ進みますように、という願いから、この駅へ訪れる人は多いようです。