北海道旅行・ツアー ＞ 北海道観光コラム一覧 ＞ 北海道の桜の名所と見頃をご紹介！
2024.04.01更新
春の訪れと共に、北海道の大地は桜色に染まります。札幌の円山公園では、桜の木々が一斉に花開き、訪れる人々の目を楽しませてくれます。モエレ沼公園では、自然とアートが融合した景観の中で、1600本もの桜が競演します。函館の五稜郭公園では、堀に映る桜の花びらが水面を彩り、訪れる人々に春の訪れを告げます。2024年の桜の開花は、札幌で5月1日、函館で4月29日と予想されています。しかし、自然の営みは予測不可能な要素を含んでおり、実際の開花時期は天候や気温に左右されることもあるので、桜前線の最新情報をチェックしてお花見の計画を立ててみて下さい！北海道の春は短く、桜の花もまた儚い。だからこそ、その一瞬一瞬を大切にし、美しい桜の花を心ゆくまで楽しむことができるのです。
札幌の円山公園は、春の訪れと共に桜の美しさで知られる場所です。公園内には約160本の桜が植えられており、エゾヤマザクラやソメイヨシノなど、様々な種類の桜が見られます。特に、北海道神宮と隣接するこの公園では、桜の開花に合わせて屋台が出現し、訪れる人々は美しい桜の下で食事を楽しむことができます。例年の見ごろ時期は 4月中旬から下旬ですが今年は4月下旬から5月上旬となりそうです。見頃の時期には、公園全体がサクラの花で飾られて美しさを放ちます。円山公園へのアクセスは、地下鉄東西線「円山公園駅」から徒歩5分程度と便利ですが、花見のシーズン中は特に混雑が予想されるため、公共交通機関の利用が推奨されています。桜の季節は思いのほか肌寒いことがあるため、夜桜を楽しむ際には暖かい服装を心がけることが大切です。円山公園でのお花見は、日本の春の風物詩を存分に味わうことができる、特別な体験となるでしょう2。どうぞ、この美しい季節をお楽しみください。
札幌市東区に位置するモエレ沼公園は、彫刻家イサム・ノグチの手によってアートパークへと生まれ変わらせた場所です。広大な敷地には、自然とアートが調和し、訪れる人々に新たな発見と感動を与えてくれます。春が訪れると、公園内の「サクラの森」は、エゾヤマザクラやソメイヨシノなど、多種多様な桜が咲き誇ります。例年、見頃は5月上旬から中旬にかけてとされ、2024年の見頃は5月1日から5月5日に6分から7分咲きとなる可能性が高いと予想されています。モエレ沼公園は、東京ドーム40個分の広さを誇り、1周3.75kmもの距離があります。そんな広い園内を移動するためには、レンタサイクルが大人気です。また、園内最大の造形物である「モエレ山」の頂上には展望台があり、そこから札幌の街を一望できます。桜の季節には、風のない穏やかな日にはお弁当を持って出かけるのがおすすめです。満開の桜の下で、春の陽気を感じながら、ゆったりとした時間を過ごすことができるでしょう。モエレ沼公園の桜は、ただ美しいだけでなく、アートと自然が織りなす景観の中で、訪れる人々に特別な春の体験を提供してくれます。
五稜郭公園は、北海道の函館市にある西洋式の城郭で、春には美しい桜が咲き誇ります。約1,300本の桜が楽しめ、その淡いピンク色が城塞を彩ります。例年の見ごろ時期は 4月下旬〜5月上旬で、夜桜も楽しめます。能五稜郭公園に隣接する五稜郭タワーからは、桜の海を俯瞰でき、美しいソメイヨシノの木々が広がります。展望室は以前の60mから90mに変更され、視界が広がっています。五稜郭公園は、桜の名所100選にも選ばれており、他にはない美しい景観を楽しむことができます。ただし、お花見の時期には五稜郭タワーの展望台への待ち時間が発生することがあるため、16時以降がおすすめです。また、事前にコンビニなどで入場券を購入するとエレベーターの前の改札に直接行けるので、時間を短縮できます。五稜郭公園での桜の花見は、新緑と混ざり合う春の風景を楽しむ絶好の機会です。ぜひ一度訪れてみてください。
